ぼくを探しに シェル・シルヴァスタイン
何かが足りない
それでぼくは楽しくない
足りないかけらを探しに行く
ころがりながらぼくは歌う
「ぼくはかけらを探してる、足りないかけらを探してる、
ラッタッタ さあ行くぞ、足りないかけらを……」
一部分欠けている「ぼく」が、足りないかけらを探しに旅に出る、という絵本です。
原作タイトルは「The Missing Piece」です。
自然を楽しんだり、歌を歌ったり、楽しみながら旅をします。
色々な、「ぼく」に合いそうなかけらに出会って、一緒に旅をするも、
合わなくてどこかに置いて行ってしまったり、時には壊してしまったり。
やがて、「ぼく」に合うかけらに出会います。
「ぼく」に欠けていた一部分は満たされます。
その時、「ぼく」は・・・。
と言うお話です。
人生の楽しさってなんだろう。
正に、私たちが生きる日常を物語っています。
子供も、大人も、楽しめる絵本です。
将来子供が出来た時、子供に読ませたい本No.1です。
特に、完璧主義者のアナタに。
【余談】
・氷室京介の「Missing Piece」という曲はこの物語にインスパイアされて作られた楽曲です。
・この作者「シェル・シルヴァスタイン」は、もの凄いゴッツイ人です。
作者近影を見るとビックリです。
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